今日、ニュースでリニア中央新幹線が計画されている南アルプスの大井川源流域の調査をしたJR東海は保護が求められている渓流魚のヤマトイワナについて確認出来ないとの結果をまとめました。
これに対して地元の井川漁協と保存会は捕獲場所をまとめた地図を作製して生息は間違いないとしてJRに魚の保護を要望することになりました。
ヤマトイワナは中部地方の太平洋側の川にしか生息しないサケ科の渓流魚です。
静岡県でのリニア中央新幹線の工事は早ければ来年から始まる予定です。
JR側は工事にあたっては自然環境に十分配慮して進めるとしていますが、ただでさえ環境の変化で数が少なくなる中、果たしてどんな悪い影響が出てしまうか心配なところです。
リニア中央新幹線は日本の経済・インフラにとって大変重要な役割を果たすもので、井川地域への経済波及効果も期待されていますが、一方で自然環境や交通、治安などへの懸念もあります。
私としては、やはり心配なのは市街地と井川・県民の森への道路問題です。
井川の人口約600人を大きく超える工事関係車両の往来があっても従来と同じような安全レベルを十分に確保できることの対策が必要不可欠です。
井川地域としても道路の整備や安全対策についてJRに対して要望していますが、井川に観光される多くの方々のためにも、きちんとした道路整備、安全対策を行政も含めて行ってほしいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿